1949-05-23 第5回国会 衆議院 人事委員会 第11号
○蓮見政府委員 ただいまの御指摘の点は、給與遡及の問題でございますので、私といたしましては明確にお答えすることはできかねるのでございますが、もし遡及するということになりますると、ただいま御指摘のありました通り、今回の調査によりまして、あるいは今まで通りの序列になるかとも思いますけれども、しかしおそらくそういうことはあり得ないのではなかろうか、かように存じます。その際にもし今まで特地でありましたものが
○蓮見政府委員 ただいまの御指摘の点は、給與遡及の問題でございますので、私といたしましては明確にお答えすることはできかねるのでございますが、もし遡及するということになりますると、ただいま御指摘のありました通り、今回の調査によりまして、あるいは今まで通りの序列になるかとも思いますけれども、しかしおそらくそういうことはあり得ないのではなかろうか、かように存じます。その際にもし今まで特地でありましたものが
○蓮見政府委員 ただいまのお申出はまことにごもつともでございます。ここで申し上げるまでもなく、今までの勤務地手当の決当というものは、主として生活事情が逼迫されました方々の御要望が、直接あるいは間接に、これを管掌しておられました大藏省の方に寄せられまして、大藏省の方で御査定になつた、かように私承知いたしております。從つて中にはまことに生活事情が逼迫いたしているけれども、声を大にして叫ばないがために、やや
○蓮見政府委員 御承知のごとく地域給の引上げにつきましては、法律第四十六号によりまして、地域給調査会というものをもちまして、そこで結論を出す。この結論に基きまして、大藏大臣がこれを規定する、かような方式がとられまして、昨年の九月一日、第十四次まで行われて参つたのであります。しかるに昨年の暮に法律二百六十五号によりまして、地域給の問題につきましては、人事院がその衝に当るということになりました。そこでただいまも
○蓮見政府委員 今私のところでやつているので、まだ提出まで至つておりません。しかし一部につきましてはお話し申し上げております。
○蓮見政府委員 ただいまの件につきましては、私一属僚でございますので、これは人事院会議にかけて決定していただかなければ…。
○蓮見政府委員 昨年國会の御意思によりまして御決定をいただきまして以來、われわれ今日まで十分各方面の意向を徴しまして検討中でございます。ある程度まで進んでいるのでございますが、ここに発表し得る段階に至つていない。かように存じております。
○蓮見説明員 私知り得る範囲におきましては、そうした企てはないと思います。
○蓮見説明員 お答えいたします。第一の扶養家族手当は多過ぎるのじやないか、こういうお話でございます。なお賃金本來のあり方からするならば、俸給の中に、いわゆる基本給の中に含めるべきではないかというお話でございます。まさにその通りでございます。私も先ほど立案の御説明の中に申し上げたのでございますが、普通の状態でございますならば、勤務地手当あるいは扶養家族手当、こういうものをすべて基本給の中に含めて、普通
○蓮見説明員 私は説明員でございますが、俸給の件につきまして御説明申し上げます。 まず最初に人事院がこの新しい給與案を立案するに至りました立案の趣旨について申し上げたいと存じます。政府職員は日本國民のかなり大きな部分を占めているのでありまするから、政府職員は一般國民の受けておる待遇よりよい待遇を受けてもならないし、またそれより惡い待遇を受けてもならないということでございます。政府職員はまた特権的地位
○説明員(蓮見太一君) 先ず俸給におきましては、お手許にございまする政府職員一人当りの平均、この欄にございまするが、御存じの通り現在の官公吏の給與というものは級というものがございまして、一級から十四級まで、いわゆる職務の内容と責任の度合によりまして区劃されております。本日の勧告案の中にもございまするから、お分りのことと存じまするが、この級別の平均給を求めまして、その級別の平均給に級別の人員数をかけまして
○説明員(蓮見太一君) 人事院の新給與案について御説明申上げます。 先ず最初に、人事院がこの新らしい給與案を立案するに至りました立案の趣旨について申上げたいと存じます。政府職員は日本國民の可成り大きな部分を占めておるのでありまするから、政府職員は一般國民の受けておる待遇よりよりよい待遇を受けてもならないし、又それより惡い待遇を受けてもならないということでございます。政府職員は特権的地位を占めてもならないし